櫻見弘樹
| 美少女系の作家なんですけど、読めば分かりますが、凄くいい作品を描く人です。凄くいいとゆーのがどーゆー事かというと、う〜ん、表現が難しいんですが、何かこう、暖かみのある、ほんのりと気持ちいいというか、とても良い雰囲気のお話なんですね。 ほんの少し切なくて、心理的に溶け合うというか、理解し合うというか、何か大事な気持ちに気が付いていくというか、そういういいお話が多いです。 ウルトラジャンプに一度読み切りが載りましたが（勿論エッチ無し（笑））、ウルトラジャンプ内の掲示板見ても、かなり良い評価を得ているみたいです。 普通の少年誌か青年誌に書いても、全然Ｏ・Ｋな感じなので、同人誌だけでなく商業誌の方も、頑張って欲しいなとか思います。 |
■■ 作品紹介 ■■
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この作品、一読の価値有り！ 悪魔を召還してしまう主人公（ちなみに一応子供）と、その女悪魔のゴタゴタ物語ですが、オカルトもちょっと入って、結構迫力もあって・・・。けど、一番いいのはラスト。第９話で「終わりかな？」と思ったら、第10話・・・。これが何とも良い雰囲気というか、蛇足にならずに、しっかり泣かせます（美少女漫画で泣くなって）。まあ、泣くは大袈裟ですけど、とにかく「いいお話に出会った」と素直に思える、そんな作品です。 |
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猫が薬呑んで人間（メス→女の子）になってしまうとゆーお話です（そう書いちゃあ身も蓋もないぞ）。脳味噌は猫のまんまということで、研究者肌の主人公と、まあ色々なゴタゴタがあります。 最初は猫と結ばれるのかと思ったんですけど、そういう展開ではないところが、何かいいところ（ちょっとうやむやにもなってますが）。読み終わると、結構「ほ〜う・・・」という感じの安堵感というか、そんなものが感じられます。 |
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「できるかな？」 全1巻 (1995) 青磁ビブロス