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 SUEZEN

 コミックスでは「ヤダモン」と、「マリン・カラー」のみかな? イラストレーターとしての活躍の方が多かったようで、画集も出ています(その画集の絵がアイデアになって、人魚ものの「マリン・カラー」が出来たとか)。 つり上がった目の絵柄は、結構独特でいいです。

 「ヤダモン」は、アニメがあって、それのキャラクターデザインをやっていまして、コミックもやろうということで始めたようです。アニメの方は、NHKの10分づつの帯番組だったみたいですが、10分もののアニメとは思えない、壮大なストーリーが展開され、最後の方はほんとに面白かったとか。コミックも、全2巻で、結構いいお話です。このアニメのファンページは、意外なほど沢山あります。

 「マリン・カラー」は、何だかメルヘンでいいですが、人魚が使っているカラースプレーの構造の解説に妙に感心してしまうのは、機械フェチの私だけ・・・?

 ファンページもあります。連載も継続中。

LINKSUEZEN 「ヤダモン」関係のファンページへのリンクも沢山あります。コミックスは、他にまだ1冊あるとのことですが・・・。


 作品紹介 


「ヤダモン」 全2巻 (199?〜199?)  徳間書店

  B6   アニメのダイジェストという感じらしいです。
 が。これ読むと本当に話題になっているアニメの方も見たくなる! 描ききれない部分があるんだろうな、とは思うんですが、ほんとにこれだけでも充分すぎるくらい楽しめます。とにかく明るい家庭と、わがままながら、ぜんぜん憎めない「ヤダモン」と、そしてちょっとシリアスなストーリー展開。
 もとは子供向けアニメとはいえ、ほんとにいい作品だったんだろうな、と思えます。とにかくコミックスだけでも、十分読む価値アリ!(けど、アニメも見たい・・・)。


「マリンカラー」 全5巻 (1995〜1998)  角川書店 

  B6   人魚のお話です。と、簡単に終わらせちゃあ面白くない。
 人魚というのを本当に可愛く、そして独特のシチュエーションを作り出して描き出しています。アイデアがとにかくいい!
 そして、本当に活き活きと描かれているラブコメ(?)です。
 いわゆる一つのメルヘンですけど、独特なツリ目のキャラクターと、美しい色使いがいいんですよね。
 ストーリーも、地球規模の存亡の話まで発展しますけど、どことなく絵本的に、そしてファンタジーな結末を迎えます。SFしてるようで居て、ファンタジーの要素を見事に生かしてます。ラストのカラーページの色使い・・・。やっぱしいいですね。


「パーコレィション」 全1巻 (1998)  角川書店 

  B6 


「新性生活 -ネオ・ライフ-」 全1巻 (1999) 白泉社 

  B6 


「風まかせ月影欄」 全1巻 (2000) 角川書店 

  B6 


 

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