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 すんぢ

 いやー、変なペンネームなんですけど、それとは裏腹に(?)、なんともファンタジーな作品を描く人です。SFファンタジーというか・・・動物が絡んだ話が特に多いですね。

 絵柄もそうですけど、なんか妙に動じないで、落ち着いている女性キャラが、多いんです。そのキャラクターが、何となく「気丈なお姉さん」という感じがします。そういう女性が好みなのかな?


 作品紹介 


「リミックス・タイム」 全1巻 (199?) ラポート

  B5   動物詩人の名を知らしめた作品です。
 動物詩人とはよく言ったものです。手書きの文字、映画の1シーンを再現しようとするかのような、色々な試み。非常に雰囲気もよく、カット割りも凝っていて、そして各話にBGMの指定(?)があったりしちゃって、とにかく雰囲気をとても大切にした作品です。


「RE・MIX・TIME・MIX」 全1巻 (1997) ラポート

  B6   上記作品を、B6に押し込めた作品集。後半には、別の短編も入れられています。
 雑誌の1〜数ページであれば、とても雰囲気の良い作品なんですけど・・・さすがに、ちょっと1冊になってしまうと読みにくい所もあります(版が小さいのが致命的)。
 巻末の「はちゃメカ研究部」は、別な意味で結構好きですね〜。


「TRANSIT」 全1巻 (1996) ラポート

  B6   動物人間が出てくるお話は、妙に面白い。まずもってして、人間が「自然の食物連鎖の中に組み込まれている」という設定が、作者の動物好きが、単なる「動物かわいい!」というだけはない所を、ちらっと見せてくれる(基本は”可愛い”打とは思いま・すが)。ゆえに、普通の動物マンガとは、ちょっと一線を画しているんだなと思います(私の思い込みですが)。
 動物に話をさせてみたら、こんな風に話すんだろうな、という、不思議な感覚をおぼえる作品群です。


「Desertification」 全1巻  (1998) ラポート

  B6   多分、商用誌では初の長編になるのでは?(RE・MIX・TIME読んでないけど)。
 で、もしかしたら初の「動物が1回も出てこない作品」かもしれませんね。その動物の代わりになっている(?)のが、「CR-OP(クロップ)」と名付けられた小型ロボットでしょう。いろいろな意味で、人間の愚かさを代弁していきます・・・。
 そしてもう一人の主人公である少女は、「帰る場所」を見つけることが出来るんでしょうか・・・? それは読んでからのお楽しみ。
 登場人物が少ないですが、(うまいこと)違和感無い設定なんで、結構はまります。


「D-Triangle」 全1巻 (1999) ラポート

  A5 


「Humanize Sequel」 上下巻 (2001) ラポート

  B6 


 

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