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富沢ひとし
| 「エイリアン９」で急浮上してきましたが、その昔の作品まで読むと、実に「計算したストーリーと、あっと言わせる展開」がうまい、とにかく絵よりもストーリーで読ませる作家であることが判ります（いや、絵が下手といってるわけではありませんのであしからず）。勿論、独特な雰囲気のエイリアン達も、調味料として生きてます。 ちょっと出ではない、アイデア主義の実力派として注目していきたいですね。 |
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FrogStarShip 富沢ひとし氏のオフィシャルページです。御本人も勿論出てきますが、管理は別の人がされているような感じですね。各種情報と、掲示板などがあります。 |
■■ 作品紹介 ■■
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設定はファンタジー系ですが、アラビアン・ナイトなエスニックの匂いの漂い、それに中華風な味付けを加味したような世界観で描かれています。そんな不思議なファンタジー世界で、「頼まれた品は、必ず仕入れてみせる！」という、天才商人、「肥前屋十兵衛」の活躍を描いた作品です。魔法の絨毯や、不思議なガマ口、そのほか不思議な道具を駆使し、数々の謎や仕掛けをかいくぐりながら、依頼者の求めるアイテムを集めていきます。 ファンタジー世界は何でもありですけど、実に独創的なアイデアが、出てくる道具や登場人物にちりばめられています。それだけでも、「う〜ん・・・」と関心してしまいますが、ストーリーも勿論、動きがあって先がなかなか読めなくて、何ひねりもあって面白いです。 絵柄は、「グラップラー刃牙」の板垣氏のところでアシスタントしていたために、そういう絵柄になってます。いろいろ出てくる怪物達は、今描かれているエイリアン達に通じる雰囲気がありますね。 全３巻で、ちょっと打ち切りっぽく終わってしまってるのが惜しいところ（中途半端ではないですけどね）。 |
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「肥前屋十兵衛」 全３巻 （1995） 秋田書店