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上山道郎
| 上山徹郎氏とご兄弟です。 少年漫画を少年漫画らしく描いています。分かりやすく、変に臭くなく、「ごく普通に誰もが出来ること」というニュアンスを前面に押し出した感じのキャラクターが多いです。 上山徹郎氏に近いようでいて、まったく作風の違った作品です。どことなく御兄弟と思わせるのは、絵柄的な面だけだと思います。 そう、最近ちょっと少なくなってきた、「汗くささ」が出ている気がします。コロコロコミック、というと、なんかもっっと「子供向け作品」のイメージはありますが、＜子供に分かりやすく、大切なことを伝える＞という部分が、本当にスッキリとして、徹底しているんです。そう、子供に媚びていない・・・。そんなところが、上山道郎作品のよいところです。 実は「鋼鉄闘機ガイラ」から、ほぼ「フルＣＧ」による仕上げを行っているそうです（言われなきゃ誰も気が付かない・・・）。このシステムのお陰で、アシスタント無しで頑張れるんだそうです。 |
| 「別冊兄弟拳」 | ご兄弟の上山徹郎氏との共同ホームページ。道郎さんが主にメインテナンスや、掲示板等の運営をされています。 ここの掲示板には、たくま朋正さんや、吉富昭仁さんなど、数々の漫画家さんが出没します。 |
■■ 作品紹介 ■■
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霊的な事件を裏で解決する、特捜警察のメンバーの活躍を描いた作品です。ちなみに、主人公は鬼と人間のハーフ。その為に、大きな運命を背負っています・・・。 ８巻の、第２部がスタートしたと思ったところで、急に終了してしまうので、ちょっと物足りなさは感じますが、少年漫画の王道を行った、という感じの分かりやすい痛快作です。９巻は「事後談」、「オマケ」として読んだ方がいいでしょう。 |
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近未来の、モビルスーツ大のバトルマシンを用いた格闘スポーツのお話です。乗組員の技術もさることながら、プログラミングやバランス調整を中心とした、チューニングが勝敗を分ける、という設定になっており、主人公がだんだん成長して行くわけですが・・・。これも、２巻だけと、少し中途半端な終わり方になってしまっています。残念・・・。けれど、この２巻だけでもそこそこ楽しめます。 なお、白黒ではありますが、トーン等については全てＣＧによる処理なんだそうです。 |
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映画「スモール・ソルジャーズ」の日本語バージョンです（という説明でいいのかな？）。全１巻ながら、こいつは実にしっかりまとまっていて、見せ場もかなり盛り上げてくれます。これ一気に「一人で」４ヶ月で仕上げたなんて・・・。ＣＧの導入によって、初めて出来る技でしょうね。 |
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「怪奇警察サイポリス」 全９巻 (1992〜1995) 小学館