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　伊藤明弘

■■　作品紹介　■■

★ペンネーム「ＢＲＥＮ３０３」時代

「ギャロップ」　（1988)　全１巻　司書房
	これが初単行本かどうかは不明。唯一手に入れた中で、一番古いというだけです。 　最初は完全なSF＋サスペンス仕立て。後半はバカスカ打ちまくりに突入・・・。しかし、ちょっと中途半端に終わってしまいますが、終わらせ方は、やはり結構「映画好きだなあ」というイキな感じのもの。 　なんか、この頃はＨ系の雑誌に描いていたようで、まあ結構そういうシーンが入ってます。
「TAKE THE B STUDIO」　（1992)　全１巻　久保書店
	短編集です。新装版（1996年版）に関しては、現在でも書店で手に入れることが出来ます（ペンネーム同じ。絵柄を見ればすぐ気づくけど、知らないと見逃します）。ウエスタンものとか、未来警察ものとか、結構ごちゃ混ぜになってます（弾丸の消費は、やはりものすごく多いです）。 　新装版で変わったのは、カバーのみで、中身は変わっていないようです。

★ペンネーム「伊藤明弘」時代

「バトルガール」　(1992)　全１巻　文苑堂書店
	JIGENコミック。探してる人のために。背表紙は黒字に赤文字、名前は緑色。 　アニメと平行して出された１冊。アニメの評価は、あまり高くなかったらしく、その為に埋もれてしまったかもしれませんね。モビーディック／光用高志原案とあるため、設定等を元に、オリジナルで描いてる可能性高いですけど、詳細は不明。 　東京に落下した隕石が原因で発生したゾンビと、それと戦う、バトルスーツに身を固めた女性（多分特殊部隊員だが、詳しい説明は無し）を中心とした話ですが、自衛隊などを絡めて、一捻りあります。このあたり、原案の出来がいいのか、伊藤氏の味付けかはわかりませんが、単なるゾンビものとは違うところ。相変わらずの銃打ちまくりの展開で、B級アクションの王道を行ってる感じです。アニメとの違いは不明ですけど、今作ったとしたら、これは結構面白いかも・・・。伊藤氏の技術があればこそ、このコミックスは（撃ちまくってるだけですが）面白いんですけど、アニメだと、当時の技術（やレベル）では、ちょっと平板になっちゃいそうですね。
「ベル☆スタア強盗団」　(1995〜1998)　全３巻　　角川書店
	ウエスタンものなんですが、まあとにかく機関銃もない時代に、よくこれだけ弾丸をバラ撒きまくれるなあ、という位、とにかく撃ちまくります。下手なマカロニ・ウエスタンの映画よりも10倍くらい面白い！　とお奨めできる一品。 　とにかくアクションの連続と、その緊迫感を伝えるためのコマ使いがメチャ上手い！　それと、同時に並行して２つの物語の進行を描く手腕は、すごいもんがあります（特に３巻のラスト、その前のがヤマ場だと思ってたら、そーじゃないのね・・・。　とにかく上手すぎ！）。マンガって、こんなに＜表現力豊かな＞ものだったんですねえ。コミックスは、アクションでは映画なんかにかなわないと思ってましたが、この作品が、その考えを変えてくれました。
「ＬＡＷＭＡＮ」　（1995）　全１巻　白泉社
	現在ものの、リーサルウエポン（なのか？）のお話。なかなか外見と違って、凄腕というパターンです。「○○省の入江です」が、合い言葉だ!? 　ただし、「ワル」も出来るというところが、なかなか変わったところかも・・・。クールです。 　ジオブリに友情出演中（？）。
「ジオブリーダーズ」　(1995〜2001)　１〜7巻　少年画報社
	各話ごとに色々な複線が入り込んでいて（殆どエヴァ）、２巻くらい前を読み返すと「ああ！」というのが結構あるんです。 　とにかく、とてもドキドキもの、迫力300点満点のアクションドラマ。弾丸消費量はちょっと少ないが、その分のアクションシーンはテンコ盛りです。画面構成というかカメラアングルというか、ホントによく考えられていると思います（なお、GEOBREEDERS趣味の部屋を覗くと、さらに楽しめる仕組みになっています???）。 　あ、ちなみに＜LAWMAN＞の入江氏も何故か出てくるな（一応、続いているのであろうか??） 　まあ、何はともあれ読んでからのお楽しみ！
「ワイルダネス」　(2001)　１巻　小学館
「ブルーゲイル」　(2001)　１巻　大都社

　

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