TOP PAGE　Contents　What's NEW　COMICS LIST　LINK　SEARCH　RENSAI　TOPICS　TORI　BACK
NEW COMICS　PEN NAME　TAN-Q　BAZAAR　Oldbook Shop　Comics BBS　Q&A BBS　OldbooK BBS

　六道神士

　可愛い美女が、ドジで間抜けで世界征服ならぬ市街征服めざし、日夜アルバイトに精を出すという・・・？　設定だけ聞いても無茶苦茶な世界です。まずもってして、通常考えられ得るパターンを、ことごとく崩しまくり、しかも征服する側（？）から描くという、いろんな意味で常識を覆す作品を描いてます。
　言葉の咬み合わないやり取りが、なんともいいですね〜。

　「エクセル・サーガ」連載前、1995年頃に「カイザーペンギン」という雑誌で、「市立戦隊ダイテンジン」という連載ものをやっていました（８回までで雑誌が潰れて休刊。その後、同人誌で単行本化されました）。この設定をほとんど引き継いだ感じで、「エクセル・サーガ」の連載が始まったらしいです（ただし、登場人物は名前も同じだったりしますし、非常に似てますが、全く別の話だと思って下さい。一応、とある方の御好意で、１冊手に入ったので）。
　
　現在も連載中です。
六道館インターネット事務局 六道氏本人の、公式ホームページです（一応、管理人は別にいるようですけど、掲示板等には頻繁に出てこられているようです）。


■■　作品紹介　■■


「エクセル・サーガ」　１〜8巻　(1996〜2001)　　少年画報社

　　B6 　なんか、作者の紹介のところで、ちょっと書いちゃいましたね。
　だいたいこのコミックスのどこが面白いのか、ずーっと悩んできましたが、最近やっと判りました。あの「間」というか、テンポです。
　要は、「落語」的な展開なんですね。ストーリーから何から。会話のテンポ、トホホな失態、そしてその間に介在する「間」・・・。　この独特な「間」は、とり・みきのそれとも違う、一種独特なものです。
　しかし、キャラクターが、まあまあ美人系な割には、それに絡んだような展開が殆ど無い(?)あたりに、妙な作者のコダワリも感じます。けど、主人公が女性である、という事自体も、いわゆる「はずし」の典型的な手法なのかな？？
　あと、いろんな意味で、言葉の持っている力を大切にしている（？）作品といえます。ちいさな一言一言に反応する「メンチ」が、何とも哀れでいいですし(??)、いつも血まみれになっている、お隣の住人さんも・・・。




「市立戦隊ダイテンジン」　全１巻　(2001)　　大都社

　　B6 　配役的には、「エクセル」とキャラクターが共通な部分が多いです。ただし、エクセルに登場してないキャラも数名います（逆もあるので、今後登場するかは不明）。名前の通り、戦隊モノやってるわけですが、なんか正義の味方というかは、「悪玉警官」に輪をかけたくらい凄い（笑）。エクセル（髪が長いです）達が、設定は同じなのに"正義の味方"っぽく見えてしまうくらい、権力を傘に（ここがポイント）悪の限りを尽くします。まあ載っていた雑誌が、いわゆる完全なＨ系ですので、そちらの方面の描写が多いです。しかし、何よりも圧巻は「蒲腐博士」のキャラクター。爆破は芸術といわんばかりに、爆破魔してます（笑）。最後の終わり方なんか、打ち切りに近かったとはいえ、かなり圧巻。


　

コミックリストに戻る