吉田戦車

■■　作品紹介　■■

「戦え！軍人くん」　全２巻　（1989〜1990）　スコラ
	何で軍人なのかは不明ですが、火星人と戦ってみたりとか、いろいろな４コマ作品が散りばめられています。のちのちの作品群への発展していくための、試金石のような作品です。
「鋼の人」　全１巻　（1989）　白泉社
	短編集。結構ギャグのようでいて、シリアスな話が多いです。というか、よく考えたら変なんだけど、それでも、＜お涙頂戴＞な作品になってしまってる。なんとも変な作風が確立したと言ってもいいでしょう。
「くすぐり様」　全１巻　（1989）　白泉社
	初期作品を含めた短編集になっています。初期の目のつり上がった女性キャラがいいですね。何だかわからないものを描いて、なんかホロリとさせてしまうのって・・・。
「伝染るんです」　全５巻　（1990〜1994）　小学館
	齋藤さん、吉田先生を含め、数々の名キャラクターを輩出した、代表作。 　ただ、代表作とは言っても、他の作品とは、またすこし雰囲気が違う感じがします。 　これだけ読んで、吉田戦車がわかったような気になっるのは、ちょっと間違いみたい。結構、吉田戦車は奥が深いのです・・・。
「いじめてくん」　全１巻　（1991）　スコラ
	軍の秘密兵器として開発された、妖しい爆弾、「いじめてくん」。そのルーツまでもが、ここで明らかにされます。ほんとにいじめられてばかりいて、そして愛する人々さえも、いじめられて爆発することによって失っていく理不尽さ・・・。 　その寂しさを吹っ切っていく姿が、何とも頼もしく見えます。
「ちくちくウニウニ」　全１巻　（1992）　小学館
	喋るウニという設定が、始めは「マンガ」だからという設定だと思ってたんですが、最後の最後、空飛ぶウニとともに、「あ」っという意外な結末が・・・。ちょっとシュールです。 　小さくて四角い、変形版にもかかわらず、けっこう目にします。目立つからか、案外売れたのか・・・。
「火星田マチ子」　全１巻　（1993）　スコラ
	購入済み
「はまり道」　全１巻　（1994）　　アスキー
	購入済み
「超ちくちくウニウニ」　全１巻　（1995）　小学館
	購入済み
「火星ルンバ」　全１巻　（1995）　　スコラ
	火星シリーズの集大成（？）。あの火星田マチ子も友情出演？　戦後の火星人と地球人の、異文化間の交流を、ちょっと風刺も入れながら描いた作品です。
「ぷりぷり県」　全５巻　（1995〜1998）　　小学館
	架空の県を中心として、各県の「お国自慢」を次々と紹介していく（のか？）、郷土復興の為のマンガ（笑）。表題の「ぷりぷり県」の妖しさもさることながら、各話で強調される、各県の「お国自慢」が、妙に勉強になってしまうのでした。
「あまえんじゃねえよ」　全１巻　（1995）　　スコラ
	「戦え！軍人くん」からの再録だが、新作も納められている。みっちゃんシリーズの集大成。最強のキャラクター（と作者も自認）、「みっちゃんのママ」が、金、人脈、労力に糸目をつけず、頼もしく子育てをしていく(?)、子育て日記・・・ではありません。 　その過去にまで触れられたこのシリーズ、やはり「最強」は伊達ではない・・・。
「若い山賊」　全１巻　（1996）　　双葉社
	購入済み
「一生懸命機械」　１〜２巻　（1996〜1998）　　小学館
	意志を持った小さな機械たちが、それぞれの主人との交流をふまえ、自分の役割を全うしていきます。 　ギャグには違いないんでしょうけど、この妙な哀愁はなんなんでしょう？　とにかく、姿形はどうあれ、自分の使命というか、役割を全うしようとする機械たちに心打たれます。 　願わくば、２巻以降の発売を祈念！
「ゴッドボンボン」　全１巻　（1997）　　アスキー
	ゲーム関係の雑誌に連載していたもののようで、クソゲーから何から、ごちゃ混ぜで４コマ漫画に出て参ります。表紙のどぎつさが目印？ 　どーでもいいけど、鮫島さんは結構いー性格したキャラです（ホントか？）。いろんな意味で、濃い作品か？
「歯ぎしり球団」　全１巻　（1997）　　スコラ
	購入済み

　

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