------------------------------------------------------------ コミックドラゴン 1999年10月号 (9月9日発売) 富士見書房(540円) ------------------------------------------------------------ |
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作者名 | 作品名 | 備考 |
伊藤洋行 | クォーターゼロ | 新連載 |
大森葵 | PHANTOM WIZARD | |
森山大輔 | クロノ・クルセイド | |
いのうえ空 | リアルバウトハイスクール | 雑賀礼史原作 |
角井陽一 | それゆけ宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ | 最終回のオマケ? |
紗夢猫 | FARCE!ちゃん | |
花屋敷ぼたん | XYZ | 新連載 |
天王寺きつね | オルフィーナ | |
倉上淳士 | ハグアル 〜翼持つ王〜 | 新連載 |
奥田ひとし | 陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録 | あかほりさとる原作 |
武林武士 | 斬!BLADE (後編) | |
臣士れい | 超世奇譚 MAZE・爆裂時空 | |
奥田ひとし | 天地無用! 魎皇鬼 | |
速水螺旋人 | 好教授的Equation | 読み切り |
ひのきいでろう | DTエイトロン | 原作:伊波正文 |
伊藤勢 | モンスター・コレクション | |
[次号休載] |
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天王寺きつね | オルフィーナ | |
[次号以降掲載予定?] |
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阿部しのぶ | (タイトル未定) |
■今月は新連載が3本ですね。 ■伊藤洋行「オーダーゼロ」は、設定自体にかなり幅が持たせてあるので、展開次第ではかなり面白くなりそうな感じです。まださわりですが。 ■倉上淳士「ハグアル」は、これまたさわりなんですけど、展開的にかなり面白そうで(アクションもしっかりしてるし、あまり殺伐とした雰囲気も無いので)、先が楽しみです。 ■その中で、花屋敷ぼたん「XYZ」が、ちょっとH系に振りすぎてるかな〜という感じが沢山したりする。パソコンによる疑似人格を作ろうという話なので、掴みだけで入れたのかもしれませんけど・・・。こういう作品も無いと駄目なのかな〜(路線が違うと思うぞ〜)。 ■「PHANTOM WIZARD」は、やっと役者が揃ったと言うところですが(勿論、前の作品での主人公達はまだ出てきませんけど)、これから話が動こうとしている感じです。 ■「クロノクルセイド」は、いよいよクロノとロゼットの出会いの描写になります。そして「忌まわしい過去」と言われた、何かが始まろうとしていて・・・。痺れるくらいワクワクしてるんですが、それって私だけ・・・? ■「リアルバウトハイスクール」は、あまり当たり障りの無い日常描写ですが、これから何か始まるんでしょうか? どうも抑揚があまり無いので、今ひとつ乗り込めないのは、やっぱり私だけ・・・? ■「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」は、前回最終回だったので、番外編ということで、ショートショートのコメディーがズラズラと並べられています。結構楽しめる方かも。 ■哲学的(?)深みを増す「FARCE!ちゃん」は、今回は謎解きですが、なんかスケールデカイ・・・(笑)。 ■「オルフィーナ」は、まだ閑話休題状態。次号休載とのこと。嵐の前の静けさなわけですが、様々に広がる糸が、一体何をキッカケに集まるのか、まだ読めない状態です。どうなるんだろ? ■「斬!! BLADE」は、今ひとつの盛り上がりだったかもしれません(というか、敵が敵らしくなく、特に成敗もされませんでしたからね〜)。ちょっと新しいシリーズがまた載るかは不安というか、あるのかな??ちょっとインパクト弱い気も・・・。読み切りとしては、そこそこ楽しめましたが。 ■「RANTO」は、結構脇役と思っていた少女の隠された能力が発現してきて、結構盛り上がってますね。とゆーか、相変わらずのキャラクターの多さ。人海戦術とゆーのかこーゆーのは・・・(笑)。 ■「MAZE★爆裂時空」、なんか盛り上がってるんですけど、ここまでくると引っぱりすぎじゃあないでしょうか・・・? 週刊連載じゃあないんですから・・・。まあ、やっと動きがありそうですけど。 ■「天地無用!」、結構泣かせる展開あったりして、雰囲気はいいです。まだまだこの話で引っ張るみたいですが、どういう展開になるのか、ちょっとまだ読めません。 ■久々に速水螺旋人の「好教授的Equation」が掲載。もう数回載ると、単行本1冊くらいになりますね(って、あと2〜3回かかるかな?) テンポのよい不条理ネタとギャグが、なんかオアシスのような気が・・・。やっぱり、コメディーだけではなく、ギャグも欲しい・・・。 ■「DTエイトロン」。ちょっと話が分かりにくかったけど、やっぱりどんどん上手くなってきてる気がする。この人は。特に凄いとかそういうものではないけど、努力した分努力が実力になるタイプかも。ストーリーも少しハッキリはしてきたので、静観といったところ。 ■「モンスター・コレクション」は、ナゼ巻末かはよくわかんないですけど、今回の分は、コミドラにギャグ連載がないからって、もうギャグのオンパレードです。「どっから出てきたんだバナナ」や、「親指たてて溶鉱炉(じゃないって)に沈んだり」、もうやりたい放題状態です。ストーリー的には、結構深刻な場面な筈なんですけど、そこでコレを入れてくるのは、やっぱり凄い(笑)。 ■■■新連載が続いて、とりあえず反応見という感じでしょうか。3つのうち、2つに関しては路線の継続を踏襲してるかなと思うんですが、あえて言うと、花屋敷ぼたんさんのは、もの凄く浮いてる感じがしました・・・。別に作品として、ほかの雑誌に載って手も全然違和感を感じないんですが、コミドラの中ではやはり「ラインが違うな〜」という気が。 既存の読者でも面白いと思う人はいるでしょうけど、「花屋敷ぼたん」さんがファンがコミドラ読んだとしたら、ほかに詠む物がないんじゃないかと思うんですけどね・・・。路線がそれくらい違う気がする・・・。う〜ん。 |