コミックドラゴン 1999年11月号
| ------------------------------------------------------------ コミックドラゴン 1999年11月号 （10月９日発売） 富士見書房(540円) ------------------------------------------------------------ |
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| 作者名 | 作品名 | 備考 |
| 森山大輔 | クロノクルセイド | |
| 大森葵 | PHANTOM WIZARD | |
| 伊藤洋行 | クォーターゼロ | |
| 紗夢猫 | FARCE！ちゃん | |
| 奥田ひとし | 陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録 | あかほりさとる原作 |
| まりお金田 | 君の気持ち、ボクのこころ | 読み切り |
| 花屋敷ぼたん | ＸＹＺ | |
| 倉上淳士 | ハグアル 〜翼持つ王〜 | |
| いのうえ空 | リアルバウトハイスクール | 雑賀礼史原作 |
| 奥田ひとし | 天地無用！魎皇鬼 | |
| 下城達也 | ナイトリィ KNIGHT | 読み切り |
| 臣士れい | 超世奇譚 MAZE・爆裂時空 | |
| ひのきいでろう | ＤＴエイトロン | 原作：伊波正文 |
| 潮安則 | 実力声優物ガタリ | |
| あまきゆきかぜ | 蒼空の狂戦士 | |
| [休載] |
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| 伊藤勢 | モンスターコレクション | |
| 天王寺きつね | オルフィーナ | |
[次号最終回] |
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| 臣士れい | 超世奇譚 MAZE・爆裂時空 | |
| [次号掲載予定] |
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| ＯＫＡＭＡ | 「CAT'S WORLD | 新連載 |
| ■今号の大ニュースは、やはり「ＯＫＡＭＡ」のメジャーデビューでしょうね（え・・・？コミドラはメジャーじゃない？？ いや、ＯＫＡＭＡのＨ無しマンガは、どこでもいいから読んでみたかったですんで、いいんです！） ■「クロノクルセイド」かなりクロノの性格というか、正体に迫る内容です（まだまだ謎は多いですが）。単行本が12/01に発売と言うことで、そっちも楽しみですが、とにかく今回のは容赦ない展開が待ち受けていそうで、ちょっとドキドキものです（落ち着いて回想している二人を見ると、大不幸にはならなそうですけど・・。 ■「PHANTOM WIZARD」物語が結構動きつつあります。旅する二人の目的も、だんだんと明かされて行く感じで、展開に面白みがかなり出てきました。 ■「クオーターゼロ」結構キャラが動き始めた感じです。やっと面白くなり始めました（って、まだ2回目だけど、やっぱ安定した感じがあります。前作みたいに中途半端に終わらぬことを祈る・・・）。 ■「FARCEちゃん」小林君が、なんか壊れちゃってると言うか、天然ボケしているというか、哲学・・・じゃないよな・・・。不思議なキャラクターですな。確かに・・・。 「RANTO☆魔承録」この章もこれで解決と思いきや、まだ続くんですね（汗）。なんかコンスタントに描いているという感じ。一番奥田ひとしのが、「天地無用」も含めて、割と雑誌の中でも安定した作品ですよね。特に凄いというわけではなくても。 ■「君の気持ち、僕のこころ」これはゲームのコミック化らしいんですけど、今ひとつ内容らしい内容は・・・ないよう。絵は綺麗な人なので、BOY’S BE路線から脱却して、もう少し捻った作品を描いて欲しいなあと思いましたが、どんなもんでしょう？ ■「ＸＹＺ」一応、方向性は見えてきました（笑）。当初はどうなるもんかと思っていましたが、今回のを見ている限りは、何とかなりそうな気もしますね。が、これネタ的にあまり長くは続かない気もしますが（計れるところなんて、限られますしね）、どうなんでしょう・・・？ というか、プロポーションの黄金率なんかあるはずなんですけど、それ無視してるような気が、沢山しますが・・・（これは余計な突っ込みか）。 ■「バグアル」急な展開ではありますが、伏線や謀略がてんこ盛りな上に、いきなり核心な役周り「鳥人」の登場で、なかなか楽しませてくれます（読者サービスも忘れないところが、やはりしっかりしている・・・？）。やはり期待させてくれます。締めるところは締めて、サービス無しで派手な展開を期待したい！ ■「リアルバウト」なんか今回も番外編とのこと。結構展開に悩んでいるような気もしますが・・・。まあキャラは立ってるほうだとは思うんですが、ドラマが今ひとつ・・・。余談ですが、これ原作の小説の前を描いた形になっているんですね。「だから妙に設定とかが堅いのか」と思ってしまいました。けど、なんか脱却しないといけないと思うぞ。 ■「天地無用」落ち着いた展開といったら語弊がありますけど、結構コンスタントに面白いもんで、なんかかくことないぞ（汗） ■「ナイトリーKNIGHT」これ今回の読み切りの中で、光ってます。この二人の性格やらコンビネーションも絶妙ながら、この不格好な騎士型ロボットが、なんとも味があってよろしいっす（いや、もっと変形するかと思っていましたが、このままで戦ってて、かえって意表をつかれた・・・）。これシリーズ化して欲しいですね。というか、充分それ意識した造りなので、大期待。連載にはならなくても、コミドラって（代原かもしれないけど）どこで出てくるかが楽しみなんですよね。こういうのが。 ■「メイズ」次号でやっと最終回。ちょっと引っ張りすぎてるんじゃないかな〜という気もしますけど、気持ち良く終わって欲しいですね。 ■ｊ「DTエイトロン」物語りは架橋に入ってきています。いや、けどどんどん上手くなるんで、そういう意味での楽しみだったりします。この人の作品は。 ■「実録声優物ガタリ」かなり挑戦的な絵柄の、ギャグマンガ。これはヤングマガジン系列の絵柄とネタっぽいです。悪くは無いかもしれませんが、この雑誌では滑ってるかもしれない・・・。ちょっとパンチも中途半端かも。もっと爆発的なギャグが欲しい（永井朋裕氏の復活を願う・・・。けどアレも受け入れられないのかな・・・？） ■「青空の狂戦士」久々の登場で、いきなり本格的SF戦闘機アクションですか・・・。いや、こういうの描かせると、この人結構な力量がありますね。ただ、感覚的にかなり10〜15年前の「サイバーコミック」とかに載っていれば、充分読者を獲得できたと思うんですが、今これが載ってどうなるんでしょう・・・？そういう意味で、かなり損をしている人だなあ、という気がしています。私はこういうの大好きですが。 ■「千の夜と朝」花屋敷ぼたん氏の、読み切りファンタジーもの。これは雰囲気が結構良いですね。穴埋めだとは思いますが、こういう雰囲気なのか・・・という感じです。 ■■■ しかし、いきなり「ＯＫＡＭＡ」を連れてくるとは思いませんでした・・・。いや、この人はコミドラ向けのしっかりしたSFファンタジーが描けるはずなので、大期待です。確かにAdult系出身の作家は多いですけど、けどAdult以外でも光る何かを持っていますんで、やはりそれを上手に発掘してきて、描かせるというのは、何とも嬉しい限り。まだまだ隠し球がありそうですが、なんつーか、とても楽しみになってきました（一時は、かなり心配もしましたが・・・。まだ雑誌の売り上げ自体は、そんなに上がってはいないみたいですけど、そらしょうがないでしょうね）。 |
