コミックドラゴン 1999年12月号
| ------------------------------------------------------------ コミックドラゴン 1999年12月号 （11月9日発売） 富士見書房(650円) ------------------------------------------------------------ |
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| 作者名 | 作品名 | 備考 |
| 奥田ひとし | 陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録 | あかほりさとる原作 |
| 大森葵 | PHANTOM WIZARD | |
| 花屋敷ぼたん | ＸＹＺ -仮想空間のパンドラ- | |
| 森山大輔 | クロノクルセイド | |
| 天王寺きつね | オルフィーナ | |
| 奥田ひとし | 天地無用！魎皇鬼 | |
| OKAMA | CAT'S WORLD | 新連載 |
| 伊藤洋行 | クォーターゼロ | |
| 紗夢猫 | FARCE！ちゃん | |
| 伊藤勢 | モンスターコレクション | |
| 臣士れい | 超世奇譚 MAZE・爆裂時空 | 最終回 |
| 服部健吾 | おまかせ！幽幻拘社 | 読み切り |
| ひのきいでろう | ＤＴエイトロン | 原作：伊波正文 |
| 倉上淳士 | ハグアル 〜翼持つ王〜 | |
| [休載] |
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| いのうえ空 | リアルバウトハイスクール | 雑賀礼史原作 |
[次号休載] |
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| 天王寺きつね | オルフィーナ | |
[次号掲載予定] |
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| 臣士れい | 超世奇譚 MAZE・爆裂時空 | |
| [余談（？）] |
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| 天王寺きつね | 旧オルフィーナ（白夜書房版） | 特集号に |
| 下城達也 | ラングリッサーミレニアム | ドラゴンJrに前編（１月号） |
| ■まあ順番にということで、「ＲＡＮＴＯ」ですが、キャラクターの役割がハッキリしてきて、結構まあ楽しめるようにはなりつつあるかなというところでしょうか（単行本は、そこそこまとまっていたし）。 ■「PHANTOM WIZARD」、黒魔術の怖さか何かが、結構ハッキリ伝わってきたような・・・。物語自体も、結構急展開か？ ■「ＸＹＺ」。う〜ん、展開は結構毎回、いろいろ捻ってきますね。この調子で毎回いろいろシチュエーションを換えていけば、そこそこ面白くなっていきそう。 ■「クロノクルセイド」は、いいとこで終わってますが、かなり伏線には触れた感じです。次号で＜何があったのか＞が明かされるんでしょう・・・。12/1、単行本１巻発売！ ■「オルフィーナ」は・・・動きがあるといえばあるんですが、とりあえず２月号までお休みとのこと。上記にもあるように、白夜書房版の旧オルフィーナが、特集号で発売。なんか加筆とかあるのかな？ ■「天地無用！魎皇鬼」。結構、砂沙美も絡んで、異次元も絡んで話は複雑化？ どうなるんでしょね？ ■「CAT'S WORLD」。OKAMAのＨ無し最新作!? 個人的には、ファンタジーな柔らかい雰囲気と絵柄、動物がネコになるという、不可思議なヴィルスのテロリストによる散布と、それに伴う特別既刊機関の編成と、ＳＦテイストが溢れた上に、ファンタジー的な構成が、とても良い感じ。過去の短編にも、こんな雰囲気の短編はありましたけど、かなりツボな作りのような気がします。既存の短編集は、寄せ集めという雰囲気がありましたが、その中でのこの＜連載＞は、個人的には歓迎したいですね。既存のファンにとって、この作品がどういう位置づけになるかは判りませんが・・・。 ■「クォーターゼロ」。う〜ん、特に動きらしいモノは感じないなあ・・・。どうなるんでしょ？ ■「FARCE！ちゃん」。う〜ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。まあ楽しめると言えば楽しめるのでいいか。 ■「モンスターコレクション」。えー、生活感滲み出たというか、なんかもう、「おいおい・・・」なネタで、大ゴマで女の子がそんなこと叫んじゃダメよ・・・みたいな・・・。もしかして、この作品って、清涼剤としての＜ギャグ漫画＞として掲載されてるんじゃあ・・・・？？？ ←あながちウソと言い切れないところが怖い・・。 ■「超世奇譚 MAZE・爆裂時空」最終回。 スッキリとはどうしてもいきませんけど、それなりに纏まったラストではあったかと・。あとは、この＜白い画面＞が、単行本でどのくらい直されるかですね。 ■「おまかせ！幽幻拘社」。どっかで見た絵柄なんですけど、まーいーか。まあ・・・。ちょっと盛り上がりは書ける部分があるんですが（キャラクターが少なすぎるせいか？）、とりあえずさわり、といった感じの短編です。 ■「ＤＴエイトロン」。話的には、結構まとまりの方向に動いてますね。単行本で１〜２巻にまとめよう、という感じがありますが、なんかもうここまで来ると、安定している感じがします。全体的に。 変な言い方ですけど、次回作にとても期待が持てる新人さんです。 ■「ハグアル 〜翼持つ王〜」。ちょっと閑話休題な回。一番後ろに回されていますが、今回のはここでも仕方ないか。次号以降の展開次第で、この作品の運命は決まるでしょう。そのくらい、次号の展開は、かなり＜重要な＞意味あいを持ちます。これがこれまでのような＜読者へのサービスカット＞だけで終わっていれば、先行きに期待が全然持てません。逆に、次回が本当の意味での＜勝負＞でしょう。本気で（読者サービスなんて無視して）、物語造りに専念して下さい。 ■■ きっと、「ＯＫＡＭＡ」目当てで読む人が増えることは確実。そこでどれだけの＜リピーター＞を得られるかが、「コミックドラゴン」の運命を、大きく左右することになるでしょうね。 では、今回の号は＜勝負＞出来るか・・・？ もの凄く微妙なところ。クロノクルセイド、モンスターコレクションが、看板となりつつあります。そして「ＰＨＡＮＴＯＭ WIZARD」は、まあ及第点かなあというところで、定期購読に結びつくような目玉があるかといえば・・・。上記の３作品が、感性に引っかからなければ、かなり辛い戦いになることは必至。 これから読み切りがまだあると思いますけど、そこでどんな人を取り込めるか・・・でしょうね。 難しい戦いになるでしょう・・・。 |
