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 コミックドラゴン 2000年05月号

1999年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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コミックドラゴン 2000年05月号 (4月9日発売) 富士見書房(650円)
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作者名 作品名 備考
いのうえ空 リアルバウトハイスクール 原作:雑賀礼史
森山大輔 クロノクルセイド
天王寺きつね オルフィーナ
館尾冽 フルメタル・パニック 原作:賀東招二
大森葵 PHANTOM WIZARD
角井陽一 ペネストレーター 新連載
新井理恵 タカハシ君優柔不断 新連載
伊藤勢 モンスターコレクション
奥田ひとし 陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録 あかほりさとる原作
C-SHOW たべごろSWEET ぱ〜ら〜 原作:寺田もとのり
加崎善彦 ブルージェンダー 原作:AIC
奥田ひとし 天地無用!魎皇鬼
OKAMA CAT'S WORLD
紗夢猫 FARCE!明智博士冒険記
花屋敷ぼたん X.Y.Z 〜仮想空間のパンドラ〜
石田走 ミステリ作家はなぜ裸で死んでいたのか(前編) 原作:舞坂洸
 
 [次号掲載予定]
石田走 ミステリ作家はなぜ裸で死んでいたのか(後編) 原作:舞坂洸
 
■■ 実は今回は、本見つけるのにかなり苦労しました。なぜだろう・・・? 発行部数が結構少な目という話もあるんですが、新井理恵効果か、テレカ効果か(テレカの方は、何か結局、やはり1枚筒選ぶ形で通すつもりらしいですね。やでやで)。
 逆に露出度が減る分、売れてないという印象与えませんかね? ちと変な心配ですが(ほんとに日曜日開けて、売ってる本屋殆どないんだもんな)。

■リアルバウト
 今回は表紙からカラーページから、なんか読者サービスというか、露出度が高いですね。当の本人は、意気消沈しておりますが。ある意味「掴みはO.K」なんですけど、ストーリーが伴ってないというか、キャラクターは立っているものの、それだけで終わってる監事は、やはり拭えない部分も・・・(そういう意味では、濃いキャラが多すぎるのも問題か?)

■クロノクルセイド
 新キャラが、脇役に終わってないところが凄いというか何というか・・・。どんどん世界が広がっていきます。新たに始まる戦いで、一体どういう展開を見せるのか。まったく予想が出来ないだけに、楽しみ。

■オルフィーナ
 ちょっと思うんですが、この作品、他の作品に比べると、かなり対象年齢高めのような気がするんですけど(ストーリー的に、かなり複雑なドラマですし)、どうなんでしょうね? しかし、いきなり撃ちまくりっすか(汗)。なんかどんどんファンタジーの世界から、SF的なテイストが強くなってきたような・・・・・。あっと驚くような仕掛けがあるんだろうな・・・。

■フルメタル・パニック
 すいません。この作品、主人公をほぼこのヒロインにした次点で、かなりオッケーなノリになってきました。あくまで副主人公は、この戦争馬鹿ではあるものの、このヒロインのキャラクターのお陰で、やっとその異常さが引き立つというか、そういう感じになっていますね。実際には、結構これも複雑な裏設定があるんでしょうけど、とりあえず普通に楽しめる作品になったということで。

■ファントム・ウイザード
 焦らす。それが戦略でしょうか? さぁここで! という場面で、結構肩すかしを喰らっているような気もするんですが、そもそもプロローグともいえるこの作品、あまりにも奇抜なことは、逆に出来ないというのも確かで、そういう意味では難しいですよね・・・。あまりに予定調和すぎても飽きられてしまいますし。とりあえず、どのくらいのスパンでやるのか、そのあたり次第でしょうけど。

■ペネストレイター
 結構なんか露出度が高まりつつある角井氏の新連載。評価難しいっす。ある意味、ここまでバッチリSFメカを描ける人も、最近は少なくなりましたし。デッサンがちと狂っているのは、気になるもののまあ許容範囲として、まああまり綺麗に戦争を描きすぎるのも何なので、どんな風に展開していくのか。そのあたりの今後次第というところ。

■タカハシ君優柔不断
 あー・・・。<暗い>。めっちゃ暗い。もともと暗いキャラも多い人ですけど、ちょっとヒロインも主人公も暗いので、「救い」があんましないぞこれ・・・。新井理恵目当てにもし読んでる人がいるとすれば、これはかなり悩むことになりそう。やっぱ、どっかに天然ボケでもいいから、明るいキャラを配さないと、これかなり辛いんじゃないでしょうか?? 展開次第では、いきなり打ち切り路線に突入しかねない、危ないスタートです。

■モンスターコレクション
 シリアス路線が・・・シリアス路線がぁ。 ここまで見事などんでん返しも、久々に堪能しました。まいりました。見事にやられました。なんか「どっきりカメラ」にしてやられた見たいな、妙な爽快感もあったりします・・・。けどそろそろ、終わりも近いのかなぁ・・・。そんな予感がちょっとしますね。全3巻くらいのスパンで描いてるのだろうか?

■RANTO
 結構ノリも良くなってきました。というか、ゴチャゴチャしていた雑多なキャラクターが、式神なども混じっていたということで、かなり整理された感じです。さて、次なる危機は・・・?

■たべごろSweetぱーらー
 何だかいい感じになってきました。路線は見事ですが(汗)。イヤそこまで意識しなくても・・・という気もしますが、まあこういうキャラの主人公ということなんで。初回の不安は、ちょっと消えました。まあこういうノリもいいでしょう。

■ブルージェンダー
 正直に申せば、こういうSF設定が前面にありつつも、人物描写ばかりの作品というのは(捨てゴマがあまり無くて、キャラクターの大きさが、コマごとにほぼ同じですね?)、あまり引き込まれる人はいません。これではちょっと役不足。小説の方がまだいい位じゃないでしょうか? かなり想像力を削ぐし、マンガとしての面白さというか、利点を生かし切ってないという印象です。

■天地無用
 とりあえずケリが付きましたが、最後はちょっと強引にまとめに入ったという感じ。次号から新展開とのことですが、終了秒読み開始だったら、ちょっと悲しいな。けど、後継者がまがほとんど育っていない状況下で、いきなり止めちゃ宇野も勿体ないですわ。

■Cat's World
 結構脱線が多いですね。この話。けど、その分連載が永く続く良い兆候と思いますので、どんどんやれ〜。けど、このかすれた感じの絵柄。印刷が良くなれば(単行本になれば)、もっとかすれないで見やすくなるのかなー?

■FARCE!明智博士冒険記
 御本人のページ情報によれば、この作品、あと数回で終了するとか・・・。勿体ないけど、いつまでもやっているわけにも行かないし・・・。けど、この作品は奥が深いです。今回のもそうですし。ホントに深い・・・。

■X.Y.Z
 特に語ることは無し、といったところ。あとは腕のデータだけですね。逆に、これも揃ってしまったとき、そこで終わるのであろうか・・・?

■ミステリ作家はなぜ裸で死んでいたのか
 まあ、ミステリーなんですが、推理とか具体的なことは、あまり語られず、なんかプロ魯^具と状況説明、キャラクター説明だけで終わっています。いいの?

■■■ 案外質のいい読み切り作家さんも増えてきたというか。連載もって、うまくいくかというといやはり作品読んでみないと、何とも評評価しににくいすけど。新井理恵の投入はいいんですけど、何でこんなにくらいのだろう・・・?
 テレカの応募は、相変わらず1枚のみですが・・・。なんで店頭から一気に消えたんでしょうな?そういう意味では、成功の可能性否定できませんね。うじゃうじゃ。

 正直申しますと、かなりエネルギーが尽きかけているような印象すら受けるんですが、大丈夫でしょうか・・・?



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