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 コミックドラゴン 2000年09月号

1999年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

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コミックドラゴン 2000年09月号 (8月9日発売) 富士見書房(650円)
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作者名 作品名 備考
三部敬 テスタロト 新連載
いのうえ空 リアルバウトハイスクール 原作:雑賀礼史
森山大輔 クロノクルセイド
天王寺きつね オルフィーナ
館尾冽 フルメタル・パニック 原作:賀東招二
石田走 御手洗大学実践ミステリ倶楽部(問題編) 原作:舞坂洸
伊藤勢 モンスターコレクション
松原あきら ACCELL!! −東京ベクター− 新連載
大森葵 PHANTOM WIZARD
C-SHOW たべごろSWEET ぱ〜ら〜 原作:寺田もとのり
角井陽一 ペネストレーター
花屋敷ぼたん X.Y.Z 〜仮想空間のパンドラ〜
加崎善彦 ブルージェンダー 原作:AIC
奥田ひとし 陰陽探偵少女遊RANTO☆魔承録 あかほりさとる原作
新井理恵 タカハシ君優柔不断
OKAMA CAT'S WORLD
石田走 御手洗大学実践ミステリ倶楽部(問題編) 原作:舞坂洸
阿部しのぶ コヨーテ 映画とタイアップ?
 
■■ いろいろ忙しすぎて、更新が遅れ気味でスイマセン・・・。
 今回は表紙にやられました。いのうえ空さんやりましたね。いや、コスプレかと思ったんですけど(某方の)完全オリジナルキャラとのこと。正直、この人はこういう作品描かなきゃいけないんです・・・。なんて言ったらアレですが、これで読者がどう反応するか、ちょっと興味はあります。
 何となく気になる企画ではありますけど、絵だけの巧い人を連れてきて、漫画が載りもしないのに、絵とピンアップだけで売ろうというのは、ちょっとアレなので、注意も要しますが・・・(そういう企画であれば、数ヶ月でメッキが剥げます。イラストが掲載されると言うことは、漫画も何か掲載される可能性がある、届く社は必ず思いますので)。

■テスタロト
 新キャラも投入され、ブラックな雰囲気にさらに磨きがかかってきました。しかし、変な話この”暴力神父”達を味方として描くのか、それとも将来的には敵対することになるのか、そのあたりが読めません。読めないけど読んじゃいますね。この雰囲気・・・。

■リアルバウト
 う〜ん、だんだんコメントしにくくなってくる・・・。けど、絵柄が人気なのか、それとも作品の方が人気なのか、そのあたりは今回の表紙ではっきりするであろうかと(と思っても、読者は装結果を知る手段はありませんが・・・)。

■クロノクルセイド
 緊迫してますね。やはり少年漫画のドラマは、こうでなくては・・・。こういう派手な演出が、やはり少年漫画の勘所です。

■オルフィーナ
 またドタバタと何かありそうな予感。ちょっと倦怠感も漂いつつあるんですが(う〜ん)、そろそろ、平行して進むドラマではなく、一気にそれが繋がって全体が大きく動くドラマを見たいですぞ。


■フルメタル・パニック
 やっと敵がはっきり出てきたような・・・。さて、ここからの展開で、どうなるかが楽しみだったりとかします(そこでこの作品の成否が決まるとも言えるかも・・・。まあ、期待を裏切らないと思いますが)。

■御手洗大学実践ミステリ倶楽部
 ・・・・。これ単行本が出るまでシリーズでやるのか、それとも代原か・・・。代原ということはないか。ちょっとこのノリは、コミドラの中では「かな〜り」違うと思いますが。「アンケート結果がよい=コミドラの読者を代表している」とは言えませんので(私は自慢ではないけど、書いたこと無いです(汗)。けど、私らのような読者層の方が、コミドラでは多”かった”筈・・・。もう遅いでしょうけど・・・。

■モンスターコレクション
 意表をつく攻撃・・・。しかし本当によく”動く”漫画です。アクションをこれだけしっかり描ける人は、実のところそうそう多くはないと思います(・・・そこにギャグまで入れられるんですから、希有の人でしょう?)。


■ACCELL 東京ベクター
 背景説明に入ってますけど、まだ今ひとつしっくり来ない。読者にアピールする何かが、ちょっと足りていない・・・。正直申せば、次回あたりで何か番外がないと、

■PHANTOM WIZARD
 いきなり数年後になったんですが、ちょっとその時間経過が分かりにくかった・・・。もう少しページかコマを使ってもよかったのかも(と言っても、連載ものはページ数決まってるから、難しいか・・・。単行本化の時にどうなるか(これが2巻末か3巻冒頭くらいなら、バランス的にはいいと思いますけど・・・)。

■SWEETぱーらー
 なんだか、急に展開が変わってきたぞ?? もしかしたら、面白くもなるかもしれないという期待もあるんですが、フェイントかもしれないし・・・。次号でないと、ちょっと判断できないな・・・。

■ペネストレイター
 戦闘シーンな展開ですが、この作品、単行本にまとまったときにどうなるんでしょう・・・? ロボットの印象と、妙なサービスカットは印象的なんですが(おいおい)、ストーリーの説明がト書きばかりで、ちょっと物足りなさがだんだん溜まってきてるんですが・・・。

■X・Y・Z
 完成しました。したけどどうなる?? そのあたりが、ちょっと読めない・・・。読めないだけに、読者は注目していますんで、さてどういうデザートを用意してくれているのか・・・?

■ブルージェンダー
 佳境に入ってますけど、やはり戦闘シーンの繋がりに違和感ありあり。それ以上にテーマがやはりよく分からない・・・。どういうO.K出ししてるのでしょうか?>編集さん

■タカハシくん優柔不断
 意地悪な面はかなり出ていますけど、正直これって「青年誌」に近いノリで、少年漫画という範疇だと、規制というか不完全燃焼しすぎなネタなんじゃないかな・・・。この一線を押さえるか、あるいは越えるか・・・。けど、越えたらいけない線だと思うし、どう料理していくのか、そのあたりが変な話、ちょっと興味がありますが・・・。

■RANTO
 まあ、安定期に掛かってますので、特にコメントすることはないかと。ふにゃふにゃ。

■CAT'S WORLD
 いよいよ佳境というか、明るく楽しくほのぼのと、という雰囲気が一変、一気にカタストロフィーに突入か・・・? 混沌と暴走を始める味方と敵と。心配なくらい暴走しています。一体どういう展開が待っているのか・・・?(まだ終わらないで欲しいけど・・・。けど終わるのだろうか?)

■コヨーテ
 映画とのタイアップシリーズ第3段くらい・・・? やはり映画1本をこんな短いページにまとめようと言うのが、そもそも間違いですよ。けど、その困難な仕事を、一応読める形にまできちんとまとめる阿部忍さん・・・。仕事人かもしれない・・・。けど、やはり中途半端感は否めません。砂糖と塩を間違えた料理を、何とか「食べられるように」まではした感じ。決して美味しい料理には、ならないと思うんですが・・・。

■■■ 表紙の試みは、まあ面白いのですけど、他の雑誌でもやってる企画でもあります。他から連れてくるのではなく(松本嵩春の”新連載”が始まるのであれば、もう涙が出るくらい嬉しいけど、まだそういう段階ではないでしょうし)、自前の作家さんでやりくりして、IIIラストが出てくれば、とても面白いんですけど・・・。”絵だけ”では、それこそ「一見さん」です・・・。読者にはなり得ない・・・。それでもいいならいいですけど、長続きはしません(延命措置にしか)。

 もう学園ものというか、そういう色合いは抜けないのかもしれませんが、テスタロトのような作品を持ってきたりとか、それなりにまだ希望の糸は繋がってる感じ。

 読者の要望を吸い上げる手段が、アンケートハガキしかないというのは、かなり問題ですよね・・・。アンケート葉書を書く読者層が、全体の何パーセントか、調べる手段があれば調べてみるのも手でしょうね。(自由に選べる全員プレゼントとかでもあれば、調べられるでしょうけど、テレカとかのアンケートは、偏りが無茶苦茶激しいことだけは確かですしね・・・)。だいたい、好きな作品のテレカを、読者全てが欲しいわけがないんだし(読者の80%が欲しい作品と、作品好きだけど、テレカなんて欲しいと思う人が10%くらいの作品もあるわけで・・・。といって、その10%の作品、人気がないというわけではないことを念頭に置いておいて欲しい気がします・・・)。



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